2020.12.28

 

こんにちは。

 

年の瀬ということもあり、たまには真面目な話というか良い話でもしてみますか。

 

言葉の力。

 

これはとてつもなく大きな力を持っています。

 

言葉一つで人を○したり、また助けることもできます。

 

元ネタは数年前にアメリカで投稿された動画ですので知っている方もいるかもしれません。

 

たった1分40秒の動画です。

 

それは盲目の老人が、道路脇に座っているシーンから始まります。

 

老人の横にはダンボールで作ったボードが立てかけられていて、そこには老人自身が書いたであろうメッセージがあります。

 

「I’m Blind. Please Help(私は目が見えません。どうかお恵みを)」

 

直訳するとこんな感じでしょうか。

 

しかし足を止めてコインを置いてくれる人はいません。たまにいたかと思えば「拾えよ！」とばかりに乱暴にコインを投げ入れます。

 

そこに一人の女声が通り掛かりました。

 

彼女はダンボールに書かれていた文字を書き換え、一言も発せず立ち去ります。

 

すると信じられないことが起こります。

 

今までほとんど誰も足を止めなかった人々が足を止め、次々にコインが置かれていきます。

 

ボードはこう書き換えられていました。

 

「It’s a Beautiful day. And I can’t see it.(今日は素晴らしい日なのに、私はそれを見ることはできません)」
※英語は得意じゃないので和訳が間違っていたらすみません。

 

再び先ほどの女性が戻ってきます。

 

盲目の老人は訊きました。

 

「ボードに何て書いたんだい？」

 

彼女は言います。

 

『同じことを書いただけよ。ただ違った言葉を使っただけ』

 

この動画は大変な反響を呼びました。

 

宣伝目的に作られた動画・・・だとしても同じ意味でも言葉一つでここまで違ってくるという話です。

 

少し乱暴な言い方をしますと「僕は目が見えないので恵んでくれ」というやや指示的な表現と「今日は素晴らしい日だね！」から始まる情緒的な表現で受け取り方は大きく変わるということです。

 

英語圏らしくウイットに飛んだ表現で日本では直ぐに当てはまらないかもしれませんが、日本的な言い方をすれば『何かを欲しかったら、まずは人に与えること』といったところでしょうか。

 

人間は感情の生き物です。

 

日常「俺が俺が」「私が私が」になっていませんか？

 

一年の締めくくりとして是非考えたいテーマです。

 

今年も残すところ今日を含めて4日になりました。

 

辛いこと大変なことばかりの1年でしたが、皆さまにとって人間としていい経験をした年でもあったかと思います。

 

そして来年こそは世界中の皆んなが笑って素敵で幸せな年になることを心から願います。

 

本日も福島美女図鑑の店長ブログを読んでくださいましてありがとうございました。

 

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