2019.03.30

 

福島県民なら知らぬものはいない白虎隊と飯盛山。

 

普通に歴史の教科書にも載っていますし、東北地方の小学校では実際に飯盛山を訪れ歴史に触れる授業もあります。

 

その白虎隊と飯盛山で、ひと悶着の記事を見つけてしまいました。

 

白虎隊墓守家の5代目、飯盛尚子さんが気持ちを込めて書かれている御朱印についてです。

 

墓守でもあり書家でもある飯盛さんは客の持参した御朱印帳に直接記入するサービスを提供しています(いました)。

 

しかしいつしか順番待ちの人から「一人に何分かけているんだ」とか「手際が悪い」などのクレームが寄せられるようになったということです。

 

飯盛さん曰く「人を待たせるのも気分が良くありませんし、文句を言われながら書くものでもありません」。

 

おっしゃる通りかと思います。

 

本来の御朱印とはそういうものではないでしょうか？

 

以前は飯盛の御朱印を転売する騒ぎがあり、そして今回の件でもう書くのはやめてしまうそうです。

 

一部のクレーマーのせいでこういった歴史的にも非常に大事で価値のあるサービスが中止されるのは悲しくてしょうがありません。

 

なんの業種もそうですが、一部のクレーマーに忖度する・・・じゃ日本語がおかしいかもしれませんが、あえて汚い言葉を使いますが一部の「クソ」のせいで世の中が歪むのは絶対に間違っていると思います。

 

ちなみに、御朱印回りなどを趣味にされている方も多くいらっしゃるので正確な情報を発信しますと、元号の変わり目になる4月30日と5月1日のみ事前予約をした客を対象に御朱印帳に直接記入してくださるそうです。

 

「飯盛山は地元の共同墓地でもあり、白虎隊が眠る場所でもある。観光スポットではないので、郷に入っては郷に従って欲しい」という墓守でもある飯盛さんの言葉で結ばせていただきます。

 

ちょっと堅苦しい内容のブログになってしまいましたが、同じ福島県民として黙って見過ごすことはできませんでした。

 

途中の汚い言葉はご容赦ください。

 

本日も当店の店長ブログを読んでくださいましてありがとうございました。

 

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